うさぎさんについての基礎知識 |
寿命 |
一般的に8〜10年と言われています。中には15歳以上のご長寿うさぎちゃんも・・・ |
鳴声 |
めったに鳴きません。
ただ、ご機嫌がいい時には、低くグーグーとも、ブーブーとも聞こえるような声を出します。
我が家のみかんは、ぬいぐるみにマウンティングする前に、この声を出します。
また、怒った時、威嚇する時には、フーーッという猫のような声を出します。弱い生き物なので、威嚇をして逃げます。
さらに、ペットとして飼われているうさぎは、そういう状況になることはなので聞いたことのない飼い主さんがほとんどですが、窮地に陥った時にだけ、キーキーと高い声で鳴くことがあります。できれば一生この声で鳴かずに暮らさせてあげたいものですね。 |
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食事 |
- なによりも牧草!!これが重要です。ペレットよりも!です。 毛玉を吐き出せないうさぎに多い毛球症予防や顎の不正咬合予防にもなりますので、牧草は常時用意して食べ放題にさせてあげましょう。
- うさぎ用ペレット (牧草が主食でペレットは副食と考えて一日の量を限定して与えて下さい。)
- キャベツ・セロリ・ニンジン・小松菜・サツマイモなどの 野菜 (野菜ならなんでもわけではありません。 ネギやほうれん草、ジャガイモなど、アクの強いものは与えないで下さい。)
- 水 (うさぎは水を飲まない、とか、水を飲むと死んでしまうなんてウソです! 但し、うさぎは湿気に弱いので水をこぼしたままのケージに入れていると死ぬことはあります。)
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うさぎは、非常にデリケートな生き物です。 野菜はよく洗い、水気をとって与えて下さい。
夏場などはすぐに傷んでしまい、お腹を壊す原因となります。 うさぎは、24時間何も食べずにいたり、腸の活動が停止すると死んでしまいます。
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トイレ |
うさぎは、きれい好きなので自分の寝床を汚すのは嫌いです。
ですから、寝る場所よりできるだけ遠いところでおしっこをします。
うんちも同じですが、朝方にする食糞(うさぎにとっての栄養)を食べるので少し違います。
基本的にはトイレのような一定の場所にする習性がありますので、 犬や猫と同様にトイレの躾をすることができます。
(個体差があり、覚えない子もいますが、、根気強く教えるのがコツです。)
また、雄と雌とでは大きく異なり、オスの場合は発情期に“飛びしっこ”をしたり、
犬のようににおい付けのおしっこをしたりもします。
犬と同じく虚勢手術をすることで、この行動を抑えることができる場合もあります。
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前述した通り、うさぎは一日腸の活動が停止していると死に繋がります。 まる一日うんちが出ない場合は危険信号!すぐにうさぎの専門医に診察してもらって下さい。
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飼い方 |
- 基本的にはケージ飼いでOKです。 が、ペットとして慣れてくるとケージの外へ出たがるようになります。
うさぎは、鋭い歯で何でも齧りますので、電気のコードや本、カバン等、 かじられては困るものは、片付けるか、サークルなどで囲ったエリアで放すようにします。
特に電気コードをかじって感電死したり、火事になる危険があるので、 あらかじめコード類には保護用テープ等を取り付けておくようにします。
- 留守にする時は、勝手にケージわ開けて出ないように、 ケージの扉は金具のフックなどで止めておきます。
- うさぎは、意外と高いところへ登るのが好きなので、 落下して怪我がすることのないように、放牧中は、よく行動を観察して危険なところは対策を考えてあげて下さい。
- 捕食される側の動物なので、抱っこは嫌いな子がほとんどてす。 けれど、撫でられるのは大好きなので十分にスキンシップをとって可愛がってあげましょう。
飼い主の後を追いかけて来るようになったり、おやつをねだるようになります。
名前も覚えますので、大好きなおやつがあれば、 名前を呼んで来たらそれをあげるようにすると、呼ばれると飛んで来るようにもなります。
- 人見知りをしたり、嫌なことをされた相手を覚えていたりするので、 嫌がることをしつこくして嫌われないようにしましょう。
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注 意 |
うさぎは、飼ったことの無い人にはわからないほど、感情も豊かで賢い動物です。けれど、家畜として改良されペットとしての歴史は長くはありませんので、うさぎを正しく診察できる獣医さんは多くはないのが現状です。
うさぎは、我慢強い動物である程度、容態が悪化するまで周囲にさとられないように行動しますので、飼い主さんが愛兎の異変に気がついた時は、大至急処置をしないと手遅れの場合が少なくありません。
まずは、うさぎをペットとして迎える前に、自宅の近くに、うさぎを扱える病院があるか?を確認して下さい。うさぎを見てくれる病院ではなく、うさぎを正しく診察できる病院をです。
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うさぎさんの病気については、獣医師さんによるHP
「あなたがうさぎに出来ること」さんをお勧めします。

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更に詳しいうさぎの飼い方については、「うさネット」さんの
無料リーフレットをお勧めします。

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